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ご遺族のこと 第1回
葬儀の現場にいた頃、火葬場からの帰りのバスで私は必ずお話しをさせていただいた事があります。
遺族の嫌いな言葉をお教えします。
どうぞしばらくの間はこの言葉を言わないで下さい。
「がんばってね」・・・
家族を亡くした人は、葬儀が終わると淋しさが日ごとにまして来ます。家で落ち込んでいても、人に逢う時は、勇気を振り絞って笑顔を、繕ってきます。でも、別れ際に「がんばってね」といわれるととても腹が立つそうです「こんなに頑張っているのに、まだ、頑張
れというの!」と心の中で叫ぶそうです。
「寿命だったから」・・
例え、寝ているだけでもいい。生きていてさえくれれば。どんなに長生きしても、看病しつくしても後悔は残るものです。簡単に人の寿命だ何ていわないで。
「そんなに悲しんだら、成仏できないよ」・・・
この悲しい気持ちを抑えることなんてできない。せめて家族の自分
達が悲しまないで、一体誰が悲しんでくれるのだ。成仏しなくったっていいから、ひと目だけでも、目の前に現れて欲しいのに。
これは嫌いな言葉のほんの一部です。
家族の死は人生の出来事の中でも、最大のショックと言われています。
葬式が終わって、家族が元の生活に戻る頃から「いるべき人がいない」空虚さに襲われてきます。その時期は人によって違い、すぐか3年後かはわかりません。
また、人によって悲しみの表れ方も色々で、精神的な落ち込みだけでなく、実際に体調不良が起きたり、持病が悪化する人もいます。
周りの親戚や友人の方々は、しばらくの間、悲しみの中に入り込む遺族を見守って欲しいのです。泣かせてあげて下さい。愚痴を聞いてあげて下さい。思い出話を聞いて挙げて下さい。否定せずに、賛同してあげて下さい。
「私も死にたい」といわれたら
「本当にそうだよね。悲しいよね」と言ってあげて欲しいのです。
時間と優しさが一番の薬です。
この悲しみがいつ癒えるかは、解りませんが、この悲しみは抑えずに出してしまうほうが
立ち直りの為には良いのだといわれています。
どうぞ、そのことだけ、覚えておいて下さい。
第2回へつづく。
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エンディングの全てに安心を。
「ささえびと」のご提案
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